「 The Times 」 中林薫平 (b)
ジャズベースの俊英、中林薫平、待望のリーダー作。 西口明宏 (ts), 田窪寛之 (p), 海野俊輔 (ds), ジャズシーンのトップランナーと織りなす 耽美で幻想的なオリジナル作品集。
DMCD-22 税抜2381円+税
試聴音源
All Songs Composed by Kunpei Nakabayashi
Recorded on March 26-27 2012 at Studio Dede, Tokyo
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中林薫平による曲紹介
1. Hive
2012年1月に開催されたダイキムジカ祭り(D-musicaからCDをリリースしたアーティストが一堂に会するイベント)の時に周りのミュージシャンに刺激を受けて書いた曲です。Hiveとは、「ハチの巣」という意味ですが、「人が多く集まる場所」という意味合いもあります。
2. Sink
この曲はもともと3拍子だったのですが、試行錯誤していくうちにこのような形になりました。各メンバーのインタープレイが聴きどころです。
3. Interlude
The Timesのイントロ部分を使ってアレンジしたものです。
4. Short Turns
ここ何年か、スキーに行く機会に恵まれました。晴れの日のゲレンデに大小様々なターンを描く人々をイメージした曲です。
5. Half Awake
題名そのまま、半分起きてるような半分寝てるような時に思いついた曲です。何ともいえない不思議な感じの曲になりました。
6. Noturno
とあるバンドでブラジル音楽をたくさん演奏する機会があった時に思いついた曲です。ノトゥールノとはポルトガル語で、日本語では夜想曲という意味です。
7. On The Trail
僕らは偉大な先人たちが築き上げてきた音楽の要素を取り入れ、演奏、作曲をしています。その先人たちに敬意を表して。
8. The Times
The Timesは時世、時代、世の中という意味があります。今、音楽業界をとりまく環境はめまぐるしく変化しています。例えば、音楽を聴く方法もCDを買うより音楽データをダウンロードして聞くことが主流になりつつあります。そのような時代に私たちミュージシャンを含め、音楽業界全体が良い方向に向かうために何をすべきかということを最近考えています。
9. Snow
この曲はベースソロで録音しました。長野県の野沢温泉村にあるホテル「サンアントン」の皆様と雪を愛するすべての人に贈ります。
The Timesー今、この時代を表現する4人のミュージシャンが創り出す世界ー
中林薫平
Design
北川正 (Kitagawa Design Office)